母「それにしても、本当にものの見事にばらけたわよね、うちって」
   「「「?」」」
母「これでもしもはるかが男の子に生まれてたとしたら、更に完璧だったかしらね」
はるか「何の話?」 のぞみ「え?」
母「フフッ…うちって、見事に家族全員の血液型がバラバラに成ったじゃない?」
父「ああ、そういや、OとABの組み合わせだと、子供は同じには成ら無ぇんだったな」
血筋
母「そう、のぞみがBだったから、はるかがAだったら全員違うのにって思っていたけれど、そんなにうまく行く筈無いって思っていたら、本当にAだったんだもの」
父「うちの家系の影響かな?うちも兄弟で分かれたし、2歳差は3代続いてるしな、うちの弟も母ちゃんの弟も2つ下だし、弟にぞんざいにされるのも似てるな・・・」
母「あら、あなたの家系って、弟妹の方が兄姉より偉そうに振舞ってるって感じなの?」
父「ああ、そうだ・・・ついでにどっちもAだ・・・」
のぞみ「ふーん・・・」 はるか「・・・」
母「あらまあ、それじゃあはるかののぞみに対してのあの態度も、その血筋の所為なのね・・・」
はるか「ちょっと待ってよ、あたしが何時お姉ちゃんにそんな態度してるって言うのよ!」
のぞみ「何時もしてるじゃん」
はるか「なっ!!」
父「してるな」
はるか「うぐっ・・・」
母「言われたく無いなら、その態度を改めなさい」
はるか「…お母さん・・・」

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